1年後に違いが表れる 今一度知るべき革のメンテナンス
- 2018/3/27
- goro's

ゴローズで主に使用されるサドルレザーは頑強さに定評があり、
汚れにくく特別な手入れの必要がない革と言われています。
使い込むことで、柔らかく、革の質が良くなると言う性質があり、
シルバーと同じで愛用年数が経てば経つほど、色、質などの変化が成長として現れ経年変化を楽しめますが、
過剰なケアは必要なくとも、放置するだけということも革にはよくありません。
今回はケア用品と共にメンテナンスについて一部をご紹介します。
革のメンテナンスについて
過度なメンテナンスは必要ありませんが、長く付き合うために必要なことがいくつかあります。
革の表面に付着した埃・汚れは拭く
乾いたハンカチ等の布でマメに乾拭きするだけでも経年変化に違いが出ますが、
水に濡らして固く絞った布で、表面の汚れを拭き取ることで汚れの沈着を防ぐことができます。
ブラシッングする
縫製部分や小銭入れ、カード入れ部の底などに埃は溜まります。
軽くブラシッングをして埃を取り除きましょう。
※ 表面に傷が付かないよう、毛の柔らかいものをお勧めします。
・オイル塗布について
油分が無くなり革の手触りがかさついてきたと感じたら、オイルを塗りましょう。
ヨゴレ用オイル艶出し、栄養剤などいくつもの種類のケア用品が革の種類ごとに存在する為、用途によって使用するケア用品は使い分けることが大事です。
又、異なる革質向けのケア品を誤って使用することで、ダメージを与えてしまうこともあるので購入時にはご注意ください。
革表面がカサカサとひび割れたような状態になったら、 ニートフットオイルやミンクオイル等を布に付けて拭く。
その後、乾いた柔らかい布等で革の表面の余分なオイルを拭き取ってください。
基本的なオイルメンテナンスは上記のみで十分ですが、さらに革のコンディションを高めるために保革とツヤ出し効果のあるラナパー(Renapur)等のクリーム塗布が効果的です。
身近な日用品ほど愛着は沸くものです。
それが価値あるゴローズなら尚のこと大事に長く付き合っていきたいですね。
簡単なことから面倒なことまで含めて、メンテナンスは細かいことばかりですが、
「面倒くさい」もひっくるめて楽しみたいものです。